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Coffee Bean Inは、コーヒー生豆の選別から焙煎、商品開発まで、コーヒー豆がお客様の手に渡るまでの全工程を行っています。

コーヒー豆のポテンシャルを出来るだけ楽しんでいただきたいため、少量焙煎で完全受注生産とさせていただいております。

これまで、コーヒーは味覚や作法を重視されてきました。

ですが、私たちは皆さまの今後の生活とコーヒーとの関わり合いに必要な本質とはなにか。を根本的に考え直し、味覚だけでなく、健康、機能性を重視したコーヒー作りに励んでおります。

Coffeeeへの3つのこだわり

01

ゆっくり時間をかけて、うまみを引き出す。

長時間焙煎

焙煎はコーヒー豆の味を決定付けるのにとても大切な作業です。生豆の選択から焙煎までの工程で、コーヒーの味の7割は決まってしまいます。

そもそも、コーヒー豆にとって良い焙煎とはどういったものなのでしょうか。私たちにとって良い焙煎とは、コーヒー豆のうまみ、個性を引き出し、雑味のないクリアなコーヒー豆に仕上げることだと思っております。

そのためには、ゆっくり時間をかけて焙煎していくことが大切になります。

豆の性質によりますが、一般的に焙煎は深煎り豆で約17分から20分前後の時間をかけて焙煎を行います。ですが、私たちは約22分から25分程とゆっくり時間をかけた長時間焙煎を行っております。

長時間焙煎を行うことにより、コーヒー豆の水分がきれいに抜け落ちます。よって、渋みや雑味、嫌な苦みがなくなり、コーヒー豆本来のうまみを引き出せるようになります。また、コーヒー豆の劣化が緩やかに進行します。

そのため、時間経過によるコーヒーの味をゆっくり楽しむことができます。

02

おいしいだけじゃ、だめなんです。

一歩先のコーヒー豆づくり

近頃、コーヒー豆はスーパーフード扱いされる傾向にあります。以前までネガティブなイメージだったカフェインは、体の代謝率を上げる作用とメンタルパフォーマンスの向上効果があるとして、世界中のアスリートに支持されはじめまています。

また、コーヒーは強い抗炎症作用があるポリフェノールが多く含まれ、糖尿病や動脈硬、がん予防に有効であるという研究成果が相次いで報告されるようになりました。

しかし、このポリフェノール含有量は、豆の品質により大幅に変化します。そのため、私たちは、コーヒー豆の産地や品種、精製方法までこだわり、健康への有効成分が高い高品質なコーヒー豆を皆さまに提供できるよう努めています。

そしてもう一つコーヒーの健康問題で話題となっているのがカビ毒です。カビ毒についてはさまざまな意見があります。全日本コーヒー公正取引協議会では、国内に輸入されてくるコーヒー豆は厚生労働省の輸入食品検疫をクリアしていると記されています。なので、人体への影響は心配なさそうです。

ですが、私たちの経験上、スペシャリティコーヒークラスのコーヒー豆であってもカビの原因となりそうな欠点豆(カビ、虫食い、傷、未熟な豆)がいくつか発見することがあります。

カビは見えるカビより、そのカビがはき出した見えないカビ毒が強力であるという研究報告もあるため、私たちはカビ毒の問題に対してシビアに扱っております。

そのため、これらの対策として、コーヒー豆生産地の選別はもちろんのこと、手作業による徹底した欠点豆の除去、一部品種のカビ毒検査を実施しています。

一歩先の品質管理を目指し、皆さまに安心したコーヒーライフを送っていただけるよう努めております。

03

2つの「そうぞう」力

ひとつひとつ心をこめて

AIやロボット生産が主流になる中、今後私たちがものづくりをしていく上で何が大切なのだろうか。このように考える機会が多々ある時代になりました。これは、コーヒー屋に限ったことではないのかもしれません。

おいしいコーヒーはコンビニエンスストアでも大手コーヒーショップでも安価で手軽に召し上がることができます。そんな中、私たちコーヒー屋にできること、一人の人間として出来ることは一体何だろう、何度も何度も自問自答してきました。

正直、今もこれといった答えは出ていません。ですが、きっとこの答えのヒントになるだろうと信じているある2つの言葉があります。それは、2つの「そうぞう」力です。

すなわち、想像力と創造力。これらは人類が長い歴史と文明、芸術をを築き上げてきた、私たち人類が誇れる唯一の能力ではないでしょうか。

私たちはこれらの能力を少しでも皆さまに還元できるよう努めております。例えば焙煎中、なぜお客様がこの豆をお選びになったか、どのような方なのかイメージしながら、少しでもお客様に喜んでいただけるコーヒー豆をつくりあげようと力を注いでいます。

コーヒー豆を通して、人を想い、価値を創りあげていくことが私たちの使命だと思っております。